看護師転職に関しての調査
1999年度と2000年度は、それぞれ往診した患者数が年間約125人、外来集中治療が約90人、入院しての全身管理治療が約30人だった。
全身管理下の歯科治療対象患者(66〜94歳)についてみると、患者の基礎疾患は高血圧症(52.6%)、脳梗塞(42.1%)、糖尿病(3.1%)、痴呆(同)、狭心症(15.8)が活動をはじめることになった。
「チームを組めば、治療をあきらめていた患者さんでも家で食べられるようになるのでは、という発想だった」とK林副部長は振り返る。
治療の流れは、次のようになる。
66歳のA子さんは、パーキンソン病、多発性脳梗塞、糖尿病、高血圧を併発し、神経内科病院で全身管理をしていた。
要介護度5に相当し、訪問看護、訪問介護、入浴サービスなどを受け管理方法は、モニターによる監視が54.8%、静脈内鎮静法が41.9%で、全身麻酔も3.2%いる。
口腔外科の手術はもちろん、虫歯の治療や歯型の採取といった、一般の患者にとっては簡単に思われる処置でも、合併症のあるハイリスク患者の場合は、必ず歯科麻酔医と歯科治療医が1人ずつつくようにしている。
不整脈(10.5%)の順に多い。
処置内容は、多数歯抜歯が89.5%で最も多く、義歯作成・調整(68.4%)、充填処置(21.1%)、外科処置(10.5%)、歯内療法(同)、スケーリング(5.3%)となっている。
訪問診療をしていた歯科医は歯の治療を試みたが、誤職性肺炎の心配があり、在宅では治療がむずかしいと判断して北大の地域支援医療部に依頼した。
地域支援医療部では、かかりつけ医やかかりつけ歯科医、訪問看護師などから依頼を受けると、看護師が患者問診表をつくり、フアックスや電話で患者の全身状態に関する情報を集める。
必要なら精密検査を受けてもらう。
その結果から患者の全体像を予測し、必要な治療を想定する。
家族か介護者が病院に連れてこられる場合は、病院で術前診査を、無理な場合は地域支援医療歯科医師会かかりつけ歯科にて複数の専門歯科医の診察・カンフアレンス口腔系B診療室にて麻酔科検査評価部のスタッフが訪問して診査する。
患者、かかりつけ歯科医らと協議し、治療計画を立てる。
在宅でも診療が可能と判断した場合は、かかりつけ歯科医と協力して在宅診療をするが、専門医の立場からアドバイスすることも視野に入れている。
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